2.発達障害は「障害」なのでしょうか?(院長 井出広幸)
1.発達障害とは何でしょうか?
2.発達障害は「障害」なのでしょうか?
発達障害は存在する、と井出は信じています。
ただし発達障害という言葉は、誤った認識に基づいていると感じます。
本来は「定型発達」(多数派の脳の働き方)に対して「非定型発達」(少数派の脳の働き方)がある、というだけの話です。どちらが優れているという問題ではありません。
鋭い集中力、独自の発想力、誰も気づかない細部への感度——これらは非定型発達がもたらす強みである可能性があります。歴史をふり返れば、いわゆる「偉人」と呼ばれた人の多くに非定型発達の特性が見られます。人類の歴史は、ある意味でこうした特性に支えられてきた側面があるかもしれません。私はそう信じています。
だからといって「困らない」わけではありません。その特性が、今の社会環境や人間関係の中で「生きづらさ」として現れるとき、はじめてサポートや工夫が必要になります。「障害かどうか」を確定させることよりも、「今の自分に何が起きていて、何に困っているのか」を整理することのほうが、ずっと大切だというのが私の考えです。
3.生きづらさの背景には、何があるのでしょうか?
4.診断はどのようにおこなわれるのでしょうか?
5.発達特性があるとわかったら、どう向き合えばいいでしょうか?
6.どんな方向を目指すといいのでしょうか?