院長コラム

1.発達障害とは何でしょうか?(院長 井出広幸)

1.発達障害とは何でしょうか?

発達障害とは、生まれつきの脳の構造や働きの違いによって、日常生活や対人関係に困難が生じやすい状態を指します。ADHD・ASD・APDなどがよく知られていますが、一人ひとりの特性はグラデーション状に異なります。

私はよく「白と黒の間に、濃淡のあるグレーが存在し、それがさらにまだら模様になっている」というイメージで説明しています。「ある・なし」の二択ではなく、その現れ方も組み合わせも、人の数だけ違うのです。

さらに、男女で症状の現れ方が異なること、子どものころと大人では見え方が変わること、複数の特性が重なり合うことも多い。「発達障害」という一言が指す範囲は、思っているよりずっと幅広いものです。

ちなみに私(井出)自身、顕著なADHDとAPDを持っています。だからこそ「自分がどんな特性を持っているのかよくわからない」という感覚は、他人事ではありません。診療現場でも「ADHDなのかASDなのか、それとも別の何かなのか、わからない」とおっしゃる方がとても多く、その迷いは、きわめて自然なことだと思っています。

 

2.発達障害は「障害」なのでしょうか?

3.生きづらさの背景には、何があるのでしょうか?

4.診断はどのようにおこなわれるのでしょうか?

5.発達特性があるとわかったら、どう向き合えばいいでしょうか?

6.どんな方向を目指すといいのでしょうか?

大船心療内科