院長コラム

6.どんな方向を目指すといいのでしょうか?(院長 井出広幸)

1.発達障害とは何でしょうか?

2.発達障害は「障害」なのでしょうか?

3.生きづらさの背景には、何があるのでしょうか?

4.診断はどのようにおこなわれるのでしょうか?

5.発達特性があるとわかったら、どう向き合えばいいでしょうか?

6.どんな方向を目指すといいのでしょうか?

目指す先は、「発達特性をなくすこと」ではない——これは私が一貫して伝えていることです。

心の傷に丁寧に取り組んでいくことで、後天的に歪んだ影響が薄れ、「本来の自分」の特性が顔を出してくることがあります。定型発達の人になるわけではありません。でも、自分らしく、無理なく生きられる感覚は、育てていける可能性があると私は信じています。

健全な自己肯定感が少しずつ育まれ、人との関係が以前より楽になり、自分の気持ちが自分でわかるようになる——そういった変化を積み重ねていくことが、「回復」の実感につながっていきます。

当院に相談に来られる方の多くが、最初は「自分が変われるとは思えない」とおっしゃいます。でも、整理を始めることで、少しずつ見え方が変わっていくことがあります。

コンディションを整え、問題を解決しながら進む御本人を応援するのが大船心療内科です。

 

まとめ

  • 発達特性は「ある・なし」ではなく、グラデーションとして理解するものです
  • 生きづらさの背景には、特性だけでなく愛着や心の傷が影響している可能性があります
  • 一人で抱えず、まず「整理する」ために相談することが、最初の一歩になることがあります

「自分のことがよくわからない」「生きづらいのに理由がわからない」と感じている方は、ひとりで抱えなくて大丈夫です。話すことで、相談することで、少し整理されることがあります。

大船心療内科