診察 水・土 9:00~13:00 / 木 14:00~17:00
デイケア 月・水・金
復職に向けて心身の調子を整える場です。
個人カウンセリングが、カウンセラーと一対一で相対して自分と向き合うのに対して、
デイケアでは同じく会社を休職している人達とグループをつくって課題に取り組みます。
4~5名のスタッフが現場にいて、25名から最大38名までの参加者が、
幾つかのグループをつくって活動します。
朝9時に集合し昼休憩1時間をはさんで、夕方4時ジャストに解散します。
多彩なプログラムが用意されますが、一日のスケジュールを一例として示すと
9時~9時5分 朝礼
9時5分~9時25分 ストレッチと体操
9時30分~10時15分 マインドフルネス瞑想
10時20分~12時半 個人ワーク(振り返り日記、認知行動療法、マインドフルネス学習、課題図書、心理検査記入、個人面接等)
12時30分~13時30分 昼休憩
13時30分~14時20分 運動療法
14時30分~15時20分 グループセッション
15時30分~15時50分 マインドフルネス瞑想
15時50分~16時00分 振り返り日誌
グループセッションを中心とはしながらも、
個人の特性になるべく合わせた癒しと成長を目指します。
例えば
HSPの人がHSPの勉強会に参加する
ADHDの人が、職場で成果を出すADHDの在り方について学ぶ
対人コミュニケーションスキルについて学ぶ
自律訓練法について学ぶ
職場の人間関係対処について学ぶ
といった技法を学ぶ一方で、第三世代の認知行動療法と呼ばれる最新の心理療法を軸に、
自分を深く知り自分に優しくなる在り方について学習と訓練を進めます。
更に職場とのやりとりを支援し、
時にスタッフが会社の人事担当や上司と連絡をとることもあります。
転職支援も含めて、より適切な環境への復帰が出来るように関わります。
〈統合的な取り組み〉
このように、診察+デイケア参加+個人カウンセリングを同時に併用することで、
あらゆる角度から御本人の心身の調子回復に取り組みます。
生活習慣を変え、食事を改善し、鉄欠乏を補正して、亜鉛欠乏があれば補充し、
反応性の低血糖を改善するだけでも人は驚くほど調子がよくなるものです。
その上適切な運動とメンタルコントロールの技法を身につけつつ、
個人カウンセリングで自己と取り組みます。
必要であればキャリアカウンセリングも受け、
職場と細やかな折衝を重ねて復帰環境を調整します。
〈復職デイケア〉
・ 休職時間を最大に活かす方法です
・ 癒しと回復の場であるだけでなく、自分を知り、成長をもたらす場です
・ 保健証が使えます
・ 復職に関する多彩な支援を行います
・ 費用は自立支援を用いれば1日830円(昼食代を含まず)です