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スマホ依存症

スマホ依存症とは

スマホ依存症とは、スマートフォンへの依存度が強く、生活の中心がスマホとなってしまうことです。 スマホ依存症も細分化していますが、それらの総称がスマホ依存症だと考えられています。 例えば、SNS依存症、スマホゲーム依存症、課金依存症等、 スマホに関連する様々な依存症がありますが、 いずれも当初は一般的に利用していただけでありながら、 いつしか依存度が高まり、やがては常にスマホを握りしめている状況となります。 スマホの使用が他の何よりも優先されてしまう状況で、 仕事や友達との時間ではあっても、スマホが気になる、 あるいは実際に利用してしまうなど、スマホの使用が実生活に悪影響を及ぼします。

中でもスマホゲームの依存症が強まると、課金へと走らせます。 スマホゲームはクレジットカード等で簡単に課金できてしまいますので、 初めはお小遣いの範囲での課金ではあっても、相手に勝ちたい、 ゲームの中で良い立場に立ちたいといった気持ちから経済力に見合っていない課金を繰り返すなど、 スマホゲームが生活の中心に据えられてしまう状況もスマホ依存症です。

また、スマホ依存症に近い症状としてSNS依存症も挙げられます。 SNSとスマホは厳密には異なるものですが、スマホにてSNSを常にチェックしてしまうことから、 似たタイプの依存症として扱われやすいですが、厳密には少々異なります。 SNS依存症は、SNSが気になり、SNSが生活の中心に据えられてしまう患者ですが、 スマホ依存症はSNSの利用だけではなく、スマホの利用が生活の中心に据えられ、 日常生活に悪影響を及ぼすものです。 そのため、周囲の人間からは、常にスマホを握りしめていると思われていることでしょう。

スマホ依存症

原因

スマホ依存症の原因として、基本的に最初は普通に利用していたものの、
いつしか依存度が高まっていく傾向が多いです。
例えば、スマホゲームであれば、当初は息抜き程度に利用していただけではあっても、
次第にゲームにのめり込んでしまい、
ゲームの世界で様々な欲求が芽生えるようになることで依存症へと進んでしまいます。
ゲームだけではなく、スマホ依存症に関しては基本的にはこの図式が成り立ちます。

また、特定のコンテンツではなく、スマホそのものを弄っていたい依存症患者もいます。
何をするでもなく、スマホを弄るのです。
決して目的があるのではなく、スマホを使用することが目的となってしまうパターンです。
当初は暇つぶしで利用していただけのスマホが、
いつしか暇さえあればスマホを使用するようになり、
やがてはスマホを肌身離さず保有するようになる。
スマホを弄っていなければ落ち着かない、スマホの充電を忘れたり、
スマホそのものを忘れようものなら、
まるで何かに追い詰められているかのような危機感を覚えるなど、原因は様々です。

症状

スマホ依存症の症状として、スマホを常に弄っていなければイライラしたり、
スマホが気になることで集中力が欠如するなどの症状が見受けられます。
スマホ依存症の特徴として、症状の自覚が難しい点にあります。
なぜなら、現代社会では様々なサービスがスマホに集約されています。
スマホさえあれば通販からビジネス、
友人とのコミュニケーションまで何もかもが可能です。
つまり、誰もがスマホを長時間弄る時代となっているのですが、
スマホ依存症患者の場合、スマホ使用の優先順位が高い点にあります。
スマホ依存症ではない方の場合、スマホの利用は節度があります。
例えば、食事であればスマホは放置します。
仕事中、関係ないスマホ操作はしません。
しかし、スマホ依存症患者の場合、何をしていても常にスマホが気になる状況です。

検査および診断

スマホ依存症の診断は、医療機関だけではなく、オンライン上での診断等でも可能です

治療

スマホ依存症の治療は、外来治療による認知行動療法が挙げられます。
スマホは必要な物ではありますが、依存症患者の場合、
依存度が高くなりすぎている点が問題です。
そのため、認知行動療法にて、スマホの依存度を下げます。
外来の場合、なぜスマホ依存症となってしまうのかなど、
メカニズムからスマホの依存度の矯正を行います。
また、入院治療もあります。
入院することで、スマホの利用を制限されますが、制限されることで、
スマホが実はさほど必要ではないことを知るきっかけとなり、
スマホ依存症からの脱却を目指します。

治療後・予防について

スマホ依存症の治療後、あるいは予防で大切なことは、
節度のあるスマホ利用を心掛ける点です。
先にもお伝えしましたが、スマホは現代社会において無くてはならないものですが、
その点に甘えてスマホ依存症を正当化している患者もいます。
決して依存症なのではなく、
他の人と同じように普通に利用しているだけだと思っています。
しかし、スマホはあくまでもスマホであり、
大切なのは目の前の現実だと認識することこそ、
スマホ依存症の予防や治療後に求められるメンタリティーです。

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