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ギャンブル依存症

ギャンブル依存症とは

ギャンブル依存症とは依存症の一種です。 病状の名称からもわかるように、ギャンブルへの依存度が強まる状態を指すもので、価値観の中心がギャンブルに陥る症状です。 次第に自分自身のコントロールさえままならなくなり、生活に支障を来したり、借金が増えてもギャンブルでの勝利で返済しようとするなど、頭の中がギャンブルに支配されてしまいます。 そして患者自身の中で、ギャンブルの優先順位が高くなり、気付けばギャンブルのことばかりを考える状況となってしまいます。 ギャンブル依存症は、ギャンブル愛好家が勝手に陥っているだけと考えている人もいるかもしれませんが、WHOから「病的賭博」という名称で正式に病気として認められており、その後様々な研究が進むことでなぜギャンブルに没頭するのか、辞められない理由等もわかってきました。

ギャンブル依存症

原因

ギャンブルの原因として、ギャンブルに長時間向き合うことでのめり込み、
次第に患者の中でギャンブルの存在が高まっていくにつれて依存症へと発展します。
例えば、初めは軽い気分転換だったり、友達に誘われて始めたものの、
いつしかギャンブル依存症になってしまった患者もいます。
初めから重度のギャンブル愛好家だからギャンブル依存症になるとは限りません。

ビギナーズラックで勝利したことでギャンブルにのめり込んでしまうケースもあれば、
一度大きな勝利を得た後、勝利することができないので「勝つまでは辞めない」が
依存症へと進んでしまうケースもあれば、
大きな勝利を夢見て借金をしてまでギャンブルを実践したものの、
負けてしまったので借金を返すまではとの思いでギャンブルに勤しんだりなど、
ギャンブル依存症に発展する理由は様々ですが、ストレスとの向き合い方が上手ではない人は、
ギャンブル依存症になりやすい傾向にあるとされています。
ストレス解消のはけ口として楽しんだギャンブルが、いつしか大きな存在、
つまりは依存の対象となり、気付けばギャンブル依存症に陥っている患者もいます。

症状

ギャンブル依存症に陥ると、生活の中心がギャンブルになります。
次はどのギャンブルにするのか、勝ったら何をするのか、どのお店で行うのか、
イベントはいつなのか等、頭の中がギャンブルに染められます。
もはや息抜き・趣味の域を越え、生活の中心がギャンブルに据えられてしまいます。
例えば、人と会っている時も、「終わってからギャンブルを楽しもうか」、
「本当なら今頃イベンドなのに」など、ギャンブルを主体で考えてしまいます。

また、ギャンブルを正当化します。
例えば、ギャンブルで借金を作ってしまったとしても、いずれ取り返すから問題ないとか、
データ収集のための費用になったから損をした訳ではないなど、
第三者が見れば明らかに常識を逸している行為ではあっても、
患者自身の中では決しておかしな行為ではなくなってしまうのです。

また、重度のギャンブル依存症患者の場合、ギャンブルを悪いことだとは自覚しており、
辞めた方が良いとは分かっていてもなかなか辞められません。
理屈では良いことではない、辞めた方が良いと自覚しつつも、
気付けばギャンブルで遊んでいるのです。
決して借金だけが問題なのではなく、時間を無駄にしている点に自己嫌悪しつつ、
結局は気付けばギャンブルを行っている。
まさに、ギャンブルに依存してしまうのです。

検査および診断

ギャンブル依存症の診断は、SOGSテストと呼ばれる自己診断が可能です。
こちらはアメリカのサウスオークス財団が作成したもので、
オンライン環境があれば気軽にチェックできるものです。
まずはこちらでチェックしてみるのも良いでしょう。

治療

ギャンブルの治療は認知行動療法とギャンブル依存症たちで構成されている
自助グループへの参加等が挙げられます。
認知行動療法では、ギャンブルに対する認識を変えます。
ギャンブル依存症の患者は、ギャンブルに対してどこか偏った付き合い方をしています。
最終的には勝てると思い込んでいたり、
ギャンブルで作った借金はギャンブルで返せると信じていたりという具合です。
このような偏った考え方を矯正するのが認知行動療法です。
また、金銭管理等、日常生活の見直しも重要です。
特に借金を作っているギャンブル依存症患者様には、借金に対する偏見も矯正します。

治療後の注意点

重度のギャンブル依存症患者様であればあるほど、治療には時間を要します。
治療中、あるいは治療後にパチンコ屋の前を通るなどして、
ギャンブルに対する思いが沸き上がるかもしれませんが、
ギャンブルと向き合うとどうなるのかを考え、
自らの力でギャンブル依存症を克服することが大切です。
ギャンブル依存症に対する認知行動療法は、あくまでも完遂してこそです。
受けるだけで治療できるのではなく、認知行動療法を通してギャンブル依存症の自分自身と向き合い、
ギャンブルに対する間違った偏見を強制し、依存症を脱却するものです。
そのため、自分自身の気持ちも重要です。

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